※2019年7月掲載 アスリートフードマイスター公式ブログ「バナナが大事」を転載の内容です
7月初旬から参戦している数々の大会で、優勝、入賞、自己ベスト更新など、目覚ましい活躍を遂げている明治大学体育会水泳部の選手のみなさん。現在も、次の大会に向けて最も過酷と言われているトレーニングに励んでいます。
「アスリートフードサポーター制度 第3弾 アスリートフード疲労回復 調理実習編」
2019年7月17日 寮の調理場にてアスリートフードマイスター1級高槻さんによる調理実習を行いました。
自分自身で体をケアし、強靭な肉体を作り上げなければならない中、「疲労回復メニュー」を自ら実践できるようになることを目的としています。
選手のみなさんがトレーニングメニューをこなしている間、高槻さん指導の下、女子マネージャーの安井さんは簡単な下ごしらえや大鍋の準備に着手。
18:15 選手団が練習を終えて、調理場に集合。
まずは、疲れたカラダに補食として「きなこ豆乳甘酒」を2杯ほど。
ゴールデンタイムに最適な一品です。最初は見慣れない甘酒に驚いていた学生選手たちも、飲みやすく「おいしい」と大好評。夏場は、良く冷やして飲むとさらにおいしいです。
補食で一息いれたら、早速、本日の疲労回復メニューと役割分担を発表
【今回の疲労回復メニュー】
1 ビタミンB1も取れるスタミナ豚丼
2 サラダ色合いきれいな「グリーンサラダ」
3 しらす豆腐
4 コラーゲンたっぷり!手羽先スープ
5 栄養価の高い旬の果物とヨーグルト
高槻さんから、メニューや調理の手順などの説明を受けて調理スタート!
キッチンでのチーム力も高いようで、器用に調理に取り組み、サクサク進みます。
寮に入りたての1年生からは、「キャンプみたいで楽しいです。みんなで作るって良いですね」と声が上がりました。
奥の大鍋で手羽先スープがグツグツしてくると、料理も終盤。
元々チームワークの良い明治大学体育会水泳部、あっという間に作り終わり、みんなそろって「いただきます!」。
ボリュームたっぷりで彩り豊かな料理の数々。
楽しくおいしく堪能した後は、スポーツ栄養学のおさらいです。
「糖質からエネルギーを作るために欠かせないビタミンB1が必須」と、豚肉・レバー・豆類など沢山含んでいるものを紹介。
また、貧血になると、持久力を低下させて疲労回復が遅れてしまいます。
しっかり酸素を全身へ送るためにも、充実した鉄分が必要。
抗酸化作用のあるビタミンACEは、活性酸素の害を防ぎ、身体の回復を早める働きが。まな板いらずで簡単に食べられるキウイがおすすめです。
水泳選手も関節炎に泣かされてる方が多いとか。
そんな関節をいたわるのに効果的なのが「コラーゲン」です。
今回の調理実習では、このコラーゲンがたっぷりとれる「手羽先スープ」にもチャレンジ。こちらは、学生アスリートにも人気の一品。シンプルですので是非お試しください。
次回の調理実習は、10月を予定しています。
インカレ5連覇を達成した学生選手のみなさんと一緒に祝賀調理実習となりますように!
最後に…。
お疲れの中、ラストまでお付き合いくださいました佐野監督、
そして、沢山の食材を買い出しに行ってくださった1年生の寮生のみなさん、
当日までの段取りを確認してくださった女子マネージャーと責任者の安井さん、
ありがとうございました。
本当にお疲れさまでした。
アスリートフードマイスター1級
高槻 吉美さん
料理研究家。ル・コルドンブルー料理ディプロマ取得。
「京ぎをん浜作」で修業ののち、現在は料理教室の主宰
飲食店のスタートアップ・メニュー開発に携わる傍ら、
学生時代に体育会ゴルフ部に所属していた経験を活かし
て、プロゴルファーの食事指導を行い「食の重要性」を
伝えている。少年野球をする中学生の母親でもある。料
理は楽しく食を大切に、いつも笑顔」をモットーに全国
で活躍中。
【明治大学 水泳部公式HP↓↓】
https://swimeiji.wixsite.com/meijiswimmer