運動会応援企画 第1回 ☆体を守るお弁当☆

※2016年9月掲載 アスリートフードマイスター公式ブログ「バナナが大事」を転載の内容です

運動会に向かって、お子様を食で応援する新しいシリーズの第1回目です。
春・秋の運動会シーズンは紫外線も強く、寒かったり暑かったり…、しっかりと体をガードしなければなりません。加えて気が抜けないのは食中毒や菌の増殖による体調不良です。
今回は「体を守る」、そんなこの時期ならではの視点で、
九重親方夫人の須藤恵理子さんから提案いただきます。

運動会、体育祭のシーズンのお弁当で気を付けたいことは、
「栄養バランス」「食中毒予防」。
栄養バランスは毎食のテーマですが、
栄養豊富な色の濃い野菜、たまご、肉、魚の良質なたんぱく質、
ひじき、のりなどの海藻類はお弁当の定番食材ですし、
それらを少しずつ詰めれば自然と彩り鮮やかなお弁当になり、
栄養バランスも一目瞭然。
食育にもつながります。

体を守るその1「リスクから体を守る」

この時季、お弁当の大敵は雑菌。
嘔吐や下痢にならなくても、なんとなく体がだるい、調子がでない
などもお弁当の中で増殖した雑菌が原因である場合もあります。
手をよく洗う、おにぎりを素手でにぎらないは鉄則ですが
水分の少ないメニューにする、冷ましてからお弁当箱に詰める
(蓋に水滴がつかないように)保冷材、保冷バックを使うなどを徹底して
体を守り、栄養補給をしっかりしてお弁当ライフを
楽しんでいただきたいと思います。

≪やきそばパン・ホットドック弁当≫
・スクランブルエッグ
・やきそば⇒具は大きく切りボリュームを出す
紫キャベツだけ別で炒める(色うつりするので)
・ウインナー

これらのお好みの具をパンにはさんでオリジナルドックにして食べます。
忙しい時に作り手にとっては最適の手抜きだけれど
子供にとっては、オリジナルのホットドックが作れるので、喜ばれるお弁当!
切り目を入れたパンを個別にラップで包むことで、じかに触れることなく
食べるときにも安心です。

体を守るその2「紫外線から体を守る」
日焼けや練習中に浴びる紫外線から体を守ってくれるのは、
ベビーリーフやグレープフルーツのビタミンCやクルミのビタミンE、
紫イモの抗酸化作用に期待できます。

≪UVケアのサラダ(我が家の定番のメニュー)≫
【A】・ベビーリーフ・生マッシュルーム・グレープフルーツはちみつ漬け
・クルミ(無塩)・紫イモ(蒸し←レンジOK)
・エディブルフラワー(あれば彩りに)

【B】・チリパウダー・ナツメグ・クミンシード・ターメリック
・黒コショウ・海塩・バージンオリーブオイル

【A】を【B】であえる(塩で菌増殖予防)

須藤恵理子さん
アスリートフードマイスター3級
九重親方(元大関・千代大海)の妻
アイデアあふれるお弁当をまとめた「大相撲の親方夫人が作る愛情弁当」を出版。多くのメディアで活躍中

最新情報をチェックしよう!