「©KyotoHannaryz/B.LEAGUE」
今回は、法政大学4年生の時から「学生TOPアスリート座談会」のメンバーとして参戦してくれた、バスケットボール 中村太地選手応援特別号です。!
B1リーグ京都ハンナリーズを経て、いよいよ2020年7月から日本人で初めてKBLに挑戦します。今、どんな思いを胸に海を渡るのか?聞いてみました。
【プロフィール】
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氏 名 | 中村 太地
(TAICHI NAKAMURA) |
競 技 | バスケットボール |
所 属 | 原州DBプロミ ポイントガード |
出身・体型 | 山口県 / 191cm 87kg |
生年月日 | 1997年06月29日 23歳 |
憧れの選手 | マジック・ジョンソン |
抱 負 | KBLで日本に届く活躍を目指す |
競技記録 | 昨季京都ハンナリーズと契約。
41試合に出場し40試合スタメン出場。1試合平均6・3点を挙げた。2018年 ジョーンズカップで日本代表。第18回アジア競技大会日本代表 |
◇バスケットボールとの出会いと続けてきた理由◇
小学校2年生(7歳)の頃、親がバレーボールをやっていたので、最初はバレーボールチームを探して体育館に行ったところバレーボールチームはなかった。それで、同じ体育館を利用していた「バスケットボールチーム」に入ってみたことがきっかけ。小中学校は、それほど厳しいチームでなかったので、ゲーム性をひたすら楽しんでいた。高校で所属したチームではだいぶ練習も厳しかったのですが、それ以上にシュートを決めた瞬間の楽しさや仲間との絆で勝利を得る喜びがあったから今まで続けてこられたのだと思います。
◇バスケットボール観戦の魅力は? ゲームを楽しむポイント・見どころは?◇
どんどん点数が入ってスピードのある展開。それから、生の試合を観戦すると、野球やサッカーに比べてコートが近いので、スピードのある選手の動きや、外国人選手の体の大きさが実感できて迫力があるところですかね。
◇昨年は、B1リーグ「京都ハンナリーズ」の選手として41試合中40試合スタメン出場。シーズンを通して対応できる身体を維持するために意識していることはありますか?◇
とにかく、「体調を崩さないこと」「怪我をしないこと」、怪我する前の段階で、自分の体の変化や小さな不調に敏感に気づくことが大切。そのためにバランスの良い食事は欠かせないと思っています。
◇これから、身を置く環境も大きく変わりますね。体の変化・不調はどんなことで気づくことが出来ますか?◇
1年間、アスリートフードマイスターさんにサポートしてもらって気づいたのは、体重の変化がもたらす影響が大きいということでした。摂取する水分量のこともありますが、疲れて体重が減っているとき、摂取カロリーもしっかり減っていて、当然、体重も落ちていきました。
自分では食べているつもりだったけど、胃も疲れていたようで必要量食べられていませんでした。そこで、食べられなくなったら消化呼吸の効率を考えて、よく噛んでゆっくり食べるようにしたり、不足分を補うためのサプリメントの利用を考えたり、食事をとるタイミング(時間)をしっかり設定したり、自分なりにコントロールするヒントが見えてきたように思います。
アプローチ方法、使い分け、自分に一番合った対処法は、まだ探ってる段階ですが、食事を通して、体重の変化による不調の原因などを掘り下げて、気づいていこうと考えています。
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◇中村選手にとってアスリートフードマイスターは、どのような存在?◇
栄養学的な数値的なことについて専門的に見てくれるし、食事を通して自分では気にしていなかった事に気づかせてくれる存在。
食事に対して本当に知識もなかったし、気軽に相談して、出来ること・出来ないこともしっかり伝え、話し合いながら進めるので助かっています。
サポートの最初は、「食材の色のバランス」をとることから始めた。
「(赤・緑・黄・白・黒)色の食材をとってみよう!」と教えてもらいました。栄養学の細かい知識の前に、食べるとき少し意識すればできることから始まりました。料理も得意な方ではないし、最初から複雑なこと言われていたら続かなかったと思う。
簡単にできそうなことから始めそこなから少しずつ重要なことに落としてくれたのがよかった。自然に「食べる事」や「栄養」について興味が持てるようになった。
試合の前、トレーニング時に食べること物はどんどん変わるので、試行錯誤だけど、1年やってみて合うもの・合わないものが少し見えてきたので、韓国では更に見極めて、実践していきたいと思います。
大きな選手です。この身長差!
韓国でも引き続き自炊。料理も勉強中?!
◇7月から韓国での挑戦が始まりますね。沢山の可能性の中から今回、韓国リーグに挑戦することを決断した理由をお聞かせいただけますか?◇
高校の時に教えにきてくれた韓国から来たコーチにポイントガードの力を見出してもらった。その方との出会いがなければ、今のプロ選手の道も開かれなかったという思いがあり、韓国には縁を感じていました。
その中、2020年~2021年シーズンからアジア枠という制度がKBLに導入されることが決まり、進出する機会が現れた。海外での様々な経験は、早いうちに挑戦したいと思っていたので、自分自身の思いとタイミングが合い、今回KBLに挑戦することになりました。
◇韓国でのプレーに向けて、具体的な目標はありますか?◇
まずは、言葉の壁を打破するため韓国語の勉強をしています。日本のチームでも外国人選手とともにプレイするので、英語でのコミュニケーションは課題に上がっていました。 今後のためにも英語・韓国語をしっかり身につけて、メンバーと密なコミュニケーションを図れるように頑張りたいと思っています。 その先の目標としては、スポーツを通して感動や夢を与えることは、プロ選手にしかできないことだと思っています。国境を越えて海を越えても出来ることですから、更に日韓のバスケットボールの発展とレベルアップに貢献したい。そして、KBLの面白さを僕が第一人者として発信できればいいと思っています。
◇韓国料理で中村さん気になるお料理、お好きなものなどありますか?◇
僕が好きなのは、「サムギョプサル」。もともと辛い物は苦手だったのですが、韓国の遠征の機会や日本で韓国料理を食べる機会も増えてくるうちに、食の面白さや楽しさを韓国料理から教えられました。今後は、韓国料理を作れるようになって幅を広げたいですね。
◇今後の抱負とファンへのメッセージ・韓国リーグのみどころ◇
今回日本人で初めて、韓国バスケットボールリーグ(KBL)に挑戦することになりました。僕一人の力ではこういった海外挑戦は成し得なかったことですし、いろいろな人のサポートのおかげでこのようなチャンスを得ることができました。
その方々への感謝の気持ちを忘れずに、そして日本のバスケットのレベルを韓国で披露して、韓国の皆さんに早く僕の名前を憶えてもらえるように、頑張りたいと思っています。韓国での活躍が日本のバスケットボールファンの皆さんに届くくらい活躍したいと思っています。
応援よろしくお願いします。
中村選手、韓国行きの準備でお忙しい中、本当にありがとうございました。
韓国でのご活躍と情報発信を楽しみしております。コロナの影響により世界中が混乱している中であっても、スポーツ選手としてもビジョンやミッションをしっかり掲げて夢に向かって力強く進んでいく姿はとても逞しく、自信に満ちていました。
是非、韓国リーグを盛り上げてきてくださいね。次回は、韓国料理を「Giving Energy」でご披露頂けるそうです。中村選手の元気溢れる発信を楽しみに!!
◆中村選手よりコメント
中村太地インスタグラム #https://instagram.com/taichi0244?igshid=1bpf53241i6hw
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